北欧からのものがたり

あっという間にできる!究極の「金曜ほっこりタイム」をつくる8つのコツ

〜スウェーデン流・週末のはじまりを楽しむヒント〜

スウェーデンでは、「フレダグスミュース(fredagsmys)」という習慣がとても大切にされています。直訳すると「金曜のくつろぎ時間」。1週間の仕事を終え、家族や友人と一緒にリラックスする、まさに“心と体のスイッチをオフにする時間”です。

でも、この気持ちはスウェーデンだけのものではありません。世界中の誰にとっても、週末の始まりに少しだけ“心地よいひととき”を楽しむのは特別なこと。
今回は、おうちで簡単にできる「金曜ほっこりタイム」のつくり方を8つご紹介します。

1. 雰囲気づくりからスタート

まずは照明を少し暗くして、キャンドルを灯してみましょう。やわらかくてあたたかい光に包まれると、不思議と気持ちもリラックス。あっという間にお部屋がくつろぎ空間に変わります。

2. リラックスできる服に着替える

仕事モードからオフモードへ切り替えるには、着るものも大事。体がほっとするルームウェアに着替えるだけで、気分がグッと変わります。

3. お楽しみスナックを用意!

スウェーデンのフレダグスミュースでは、チップスやポップコーン、ディップソースが定番。でも、チーズプレートやフルーツ、ダークチョコなど、自分好みのちょっと特別なものを用意するのもおすすめ。小さな“ご褒美”が、週末の始まりをもっと幸せにしてくれます。

4. みんなで楽しめるアクティビティをひとつ

ボードゲームやカードゲーム、クイズなど、ゆるく盛り上がれる遊びがあると、自然と笑顔が生まれます。家族や友人とのふれあいを大切にしたい夜にぴったりです。

5. 映画やドラマで気分を高める

観る映画やドラマで、その夜のムードが決まると言っても過言ではありません。懐かしい名作、ほっこりするコメディ、ちょっとスリリングなドラマなど、気分やメンバーに合わせて選びましょう。

6. ドリンクにもひと工夫を

ホットチョコレートにホイップクリームをのせたり、季節のフルーツを使ったカクテルやノンアルコールモクテルをつくったり。いつもの飲み物もちょっとだけ手をかけると、それだけで特別感がアップします。

7. 自分だけの“くつろぎスペース”を

毛布やクッションをたっぷり使って、ソファやベッドに心地よいコーナーを作ってみてください。ひとり時間なら、読書や音楽、フェイスパックやあたたかいお風呂など、自分をいたわる時間にもぴったりです。

8. 「シンプルでいい」がフレダグスミュースの魅力

難しいことや特別な準備はいりません。ただ映画を観る、ちょっとおしゃべりする、それだけでいいんです。大切なのは、“今この瞬間を楽しむこと”。シンプルだからこそ続けられて、心にも残る夜になります。

Mother and daughter eating popcorn