北欧からのものがたり
スウェーデン風マッドケーキの日
11月7日はスウェーデンのクラッカカの日!スウェーデンのクラッカカ(Kladdkaka)は、濃厚でしっとりとしたチョコレートケーキです。クラッカカの日には、ぜひこの美味しいレシピでお祝いしてみましょう!
クラッカカの誕生秘話と現代文化
クラッカカは1940年代に、ベーキングパウダーを使わずに焼いたケーキが「しっとり感」として意外な美味しさを生んだことで誕生したとされます。失敗から生まれたこのユニークな食感が評判となり、スウェーデン全土で広まりました。
現在では、11月7日の「クラッカカの日」に家庭やカフェで楽しまれ、作りやすさと濃厚な味わいから愛され続けています。生クリームやアイスクリームを添えて食べるのも一般的で、このシンプルなスイーツはスウェーデンの定番デザートとなっています。
クラッカカのレシピ
クラッカカは「仕上がりがゆるめ」でもおいしい、失敗しにくいケーキです。焼きたても冷蔵庫で一晩冷やした後もどちらも楽しめるので、ぜひ両方試して、好みの食感を見つけてください!
準備するもの:
– 20~30cmの円形の型
– 片手鍋
– ゴムベラ
材料:
– バター 100g
– 卵 2個
– 小麦粉 80g
– 砂糖 260g
– ココアパウダー 大さじ4
– バニラシュガー 小さじ2
(orバニラエッセンス 適量)
作り方:
- オーブンを150℃に予熱します。
- 直径20〜30cmの円形の型にバターを塗って準備します。
- 鍋にバターを入れ、弱火で溶かします。
- バターが溶けたら、残りの材料を加え、なめらかなチョコレート生地になるまで混ぜます。
- 生地を型に流し入れます。生地は薄めで大丈夫ですので、型いっぱいにしなくても心配ありません。
- オーブンに入れ、30~35分ほど焼きます。焼き上がったら少し冷ましてから切り分けましょう。
焼きたてはスプーンですくうように食べることになるかもしれませんが、それでOK!このケーキは見た目が多少「泥状」でも、味は抜群です。