スウェーデンの父の日は、家族で温もりを感じるひととき
スウェーデンの父の日は、家族で温もりを感じるひととき
父の日といえば6月。ですが、スウェーデンの父の日は、なんと11月にお祝いされます。その由来と過ごし方をご紹介します。
スウェーデンでは毎年11月の第2日曜日に父の日が祝われ、2024年は11月10日がその日にあたります。1940年代に始まったスウェーデンの父の日は、母の日と季節をずらすために6月から11月へと移動しました。寒さが増す晩秋のこの時期は、家族で暖かいひとときを過ごすのにぴったりです。
スウェーデンの父の日は、華やかな商業イベントというより、家族が集まり、静かに感謝を表す日です。子供たちはお父さんにカードや小さな贈り物を渡し、家庭で一緒に食事を楽しむことが多いです。手料理や外食を囲むひとときは、家族が日常を忘れ、温かな絆を再確認する大切な機会となっています。
また、スウェーデンならではの価値観「ラグム(lagom)」(ちょうど良いバランス)を意識し、過度に飾らずとも心が伝わるシンプルな父の日が大切にされています。こうして静かに家族で過ごす秋のひとときは、親子の絆を深める温かい時間です。この季節、mozと一緒に、日常にちょっとした温もりを添えてみませんか?