北欧からのものがたり
セムラ(Semla)の作り方 by moz Sweden
2026年2月17日は「セムラの日」。ふわふわのカルダモンパンに、アーモンドペーストと生クリームをたっぷりと挟んだスウェーデンの伝統菓子「セムラ(Semla)」。スウェーデンでは、冬の終わりから春先にかけて「今年もこの季節が来たね」と楽しむ、特別なスイーツです。カフェのショーケースに並ぶ姿を見るだけで、北欧の空気が少しやわらかくなるような気がします。今回は、そんなセムラを、ご家庭でも作りやすい配合でご紹介します。
セムラのレシピ(約6個分)
材料
<パン生地>
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強力粉:250g
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砂糖:30g
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塩:4g
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ドライイースト:4g
※北欧では「生イースト」も主流:その場合は12g使用。 -
カルダモン(パウダー):小さじ1(約2g)
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牛乳:150g(人肌程度に温める)
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卵:1個(約50g)
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無塩バター:40g(常温に戻す)
<仕上げ>
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溶き卵:少量(表面用)
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粉砂糖:適量(あれば)
<ホイップクリーム>
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生クリーム(35〜40%):200g (1パック)
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砂糖:15〜20g(甘さはお好みで)
<アーモンドペースト>
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アーモンドプードル:80g
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砂糖:40g
- 牛乳:大さじ2~3
作り方 <パン部分>
1)生地をこねる
ボウルに、バター以外のパン生地の材料(強力粉・砂糖・塩・ドライイースト・カルダモン・牛乳・卵)を入れて、約10分間こねます。生地表面がなめらかになったら、バターを加え、表面がつるんとして弾力が出るまでこねます。
2)一次発酵(約60分)
生地をひとまとめにしてボウルに入れ、ラップまたは濡れ布巾を被せ、温かい場所(室温〜30℃程度)で約2倍の大きさになるまで発酵させます。
3)分割・丸め・二次発酵(約30〜40分)
6等分にして丸め、天板に並べます。(グラム数を均等にするのがおすすめ。)ラップまたは濡れ布巾を被せ、一回り大きくなるまで2次発酵させます。指で軽く押して、ゆっくり戻れば焼きどきです。
4)焼成(200℃で12〜15分)
表面に溶き卵を塗り、200℃に予熱したオーブンで12~15分焼きます。焼きすぎるとパサつくので、焼きすぎに注意!表面が狐色になり、パンの底も焼き色がついたことを確認したらOKサイン。→網の上でしっかりと冷まします。
作り方 <その他>
■ホイップクリームを泡立てる
冷えた生クリームに砂糖を加え、ツノが立つまで泡立てます。(ゆるいと、絞った後にだれてしまいます)
■中のフィリングを用意する
スウェーデンの定番はアーモンドペースト。ベリーのジャムを入れて甘酸っぱくしたり、最近ではチョコレートクリームやピスタチオクリームなどユニークなものが増えてきています。
<アーモンドペーストの作り方>
砂糖40gとアーモンドプードル80gを混ぜておき、そこに大さじ2~3の牛乳を混ぜながら硬さを調整します。お味噌よりも少し柔らかい程度がおすすめです。
■組み立てる
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パンの上1/3を切り、フタを作ります。
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中を少しだけくり抜きます(穴を作るイメージ)。
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くり抜いたパンを小さくちぎって、アーモンドフィリングに混ぜてもOK。
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アーモンドペーストやジャムなどお好みのフィリングを穴に詰め、上にホイップクリームをたっぷり絞ります。
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フタをのせて、粉砂糖をふります。
今日のフィーカ時間に。
「春を待つお菓子」セムラは、甘さだけじゃなくて、カルダモンの香りやアーモンドのコクも楽しめる、スウェーデンらしいスイーツ。コーヒーや紅茶と一緒に食べると、ほっとするフィーカ時間になります。ぜひ、このレシピで「北欧の季節の味」をおうちで楽しんでみてくださいね。
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